ヒルティ社は、2020年後半のPOCを経て、Sitecore Content Hubを採用しました。2021年4月に本格導入、同年12月には8万点ものアセットをリリースしました。
ハウグ氏は、「3つの主な理由からSitecore Content Hubを選びました。まず最初に、SaaSソリューションであるため、インフラ、アップデート、可用性について心配する必要がないこと。次に、直感的に操作できる優れたユーザーインターフェースが魅力的だったこと。そして最後に、時間をかけて開発する必要がなく、当社のニーズに合わせて簡単に設定できること」と説明します。
導入を支援したのは、Sitecore Servicesです。「Sitecore Servicesと緊密に、オープンにコラボできたことが導入の成功のカギでした」とハウグ氏は続けます。
現在、100ヶ国にわたる同社のマーケティングおよびセールスチームがSitecore Content Hubを利用して、デジタルアセットの管理、トラッキング、共有をおこなっています。製品情報システムとコンテンツ管理システムなどの他システムとシームレスに統合し、一貫性と効率性の確保に役立てています。また、マーケティングキャンペーンもSitecoreソリューションを活用し、公開URLは関連コンテンツに直接リンクしています。ハウグ氏は、「Sitecoreソリューションにより、すべてのマーケティングおよび販売資料を、単一の情報源として管理できるようになりました」と語りました。
Active Directoryとも統合させ、承認されたユーザーのみが法的文書やアクセス制限のある資料にアクセスできるようにしました。また、プロジェクト管理機能で、コンテンツ制作者、製品マネージャー、社外の代理店とのコラボレーションを促進しています。