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クイック インサイト

SaaS(サービスとしてのソフトウェア)では、組織は最初の接触からコンバージョン、そしてその後に至るまで、個々の顧客に合わせてエンゲージメントをインテリジェントにカスタマイズできます。インフラやアップグレードを心配する必要がないため、チームは重要なこと、つまり顧客体験に専念できます。

第1章

SaaSがなぜ重要なのか?

SaaS市場は急速な成長を遂げています。実際、2025 年までに、ビジネスアプリケーションの 85% が SaaS ベースになると予測されています 。ビジネスモデルが従来のソフトウェアに別れを告げ、テクノロジーのイノベーションに適応する中で、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) アプリケーションは現代のビジネスの仕組みにとって不可欠なものとなっています。 

このようなクラウドベースのアプリケーションは、これまでにない柔軟性を提供し、世界中で効果的なコラボレーションを可能にし、ITチームとマーケティングチームの両方の負担を軽減します。

SaaS は増え続けるマーケティングテクノロジーのバズワードに分類されますが、SaaS 型コンテンツ管理システム(CMS)の内容と導入すべき理由を詳しく分析することが重要です。そうすることで、SaaS への投資が競争力を高めそれを維持する能力に与える長期的な影響を検討することができます。

 

第2章

SaaS CMSとは?

SaaS ソリューションは、オンプレミスに対し、完全にクラウド環境に存在するソフトウェア配信モデルです。インターネット接続さえあれば、エンドユーザーはソフトウェアアプリケーションにアクセスできます。最初に知られた SaaS アプリケーションは、メール、メッセージング、顧客関係管理(CRM)システム、プロジェクト管理ソフトウェアなどの単純な Web ベースのツールでした。 

現在では、人事からエンタープライズリソースプランニング(ERP)に至るまで、ビジネスのほぼすべての中核機能が SaaS プロバイダーを通じて利用できます。

SaaS は、ビジネスの IT 課題を解決するクラウドコンピューティングソリューションのひとつです。その他の「サービスとしての(as-a-Service)」オプションには次のものがあります。

  • サービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS) 
  • サービスとしてのプラットフォーム(PaaS)
  • サービスとしてのすべて(XaaS)

一方、オンプレミス CMS は企業のデータセンターにインストールされるため、ユーザーは Web ベースのインターフェースで Web サイトのコンテンツを管理できます。これが、SaaS プロバイダーとオンプレミスソフトウェアソリューションの主な違いですが、メリットという点ではほんの表面的なものに過ぎません。

また、クラウドサービスの拡張性と柔軟性により、中小企業でも大企業でも、あらゆる場所からあらゆる量のコンテンツを効率的に管理できるようになります。Sitecore SaaS ソリューションの場合、 ヘッドレスソリューションであるため、マーケティング担当者はコンテンツを一度作成すればどこへでも配信できます。また、バックエンドデベロッパーは使い慣れた好みのツールでユーザーエクスペリエンスを自由に構築できます。 

 

 

第3章

SaaS CMSへの投資で得られるメリットとは?

SaaS を利用することで、企業は自社のコンピュータやデータセンターにアプリケーションをインストールして実行する必要がなくなります。

SaaS では、稼働時間、サポート、メンテナンスについて心配する必要はありません。このような懸念から解放され、企業は卓越した顧客体験を演出し、顧客のやり取りやデータに基づいて体験の改善に向けた迅速な反復に集中できます。

迅速にサイトを立ち上げたい中堅企業にも、地域や言語を超えて複数のブランドをサポートする必要がある大企業にも、SaaS 製品は大きなメリットをもたらします。

価値実現までの時間

デジタルの速度を考えると、「時は金なり」という昔の格言がかつてないほど真実味を増します。SaaS プラットフォームは、エクスペリエンスをより迅速に実現します。効率的でシンプルなインストールにより、すぐに作業を開始できます。しかし、実際に導入して、従来のオンプレミスソリューションと比べほんのわずかな時間で新しいエクスペリエンスを演出できるようになると、その利点が真に発揮されます。

コアコンピタンスへの集中

ソフトウェア管理を SaaS ビジネスにアウトソーシングすることで、企業はソフトウェアの開発や保守に時間を費やすことなく、自社のコアコンピタンスや戦略的イニシアチブに集中することができます。これにより、企業はリソースをより効果的に割り当て、成長と競争力に直接貢献する活動に集中することができます。

保守と管理

貴社はアプリケーションの監視にどのくらいの時間を費やしていますか?SaaS CMSに移行すると、通常ベンダーがシステムを保守し、安全性と拡張性を確保する責任を負います。Sitecore のSaaS CMS にはサポートが含まれているため、保守とインフラストラクチャについて心配する必要はありません。問題が発生した場合は、迅速かつ効率的に対処します。また、常時接続のインフラストラクチャにより、ブランドは将来の市場トレンドに引き続き対応することができます。

イノベーションへのスピード

SaaS CMS モデルは、標準のテンプレートなどの機能により、マーケティング担当者の市場投入までの時間を短縮し、摩擦を軽減します。コンテンツの公開や更新などの日常業務をより迅速に行うことができます。さらに、変更プロセス全体が合理化されるため、新しい市場トレンドへの適応やマーケティングオートメーションの改善が容易になります。たとえば、Sitecore の SaaS CMS の標準テンプレートを使用すると、マーケティング担当者がコンテンツやレイアウトを簡単に作成し、更新できます。コンテンツ作成と市場開拓プロセスの摩擦を軽減することで、マーケティング担当者の対応が向上し、数分以内にアセットを配信できます。

シームレスなアップグレードと機能拡張

SaaS ベンダーが提供するソフトウェアのリリースとアップグレードが一貫した頻度で行われるため、ソリューションを再実装することなく、ソフトウェアの最新バージョンを利用できます。その結果、SaaS CMS は、従来のインフラストラクチャやソフトウェアのアップグレードに投資することなく、Web サイトのコンテンツを管理したい企業にとって、便利で費用対効果の高いソリューションとなります。

コストの削減

SaaS は、通常は共有環境またはマルチテナント環境に存在するため、企業は高価なハードウェア インフラストラクチャやソフトウェア ライセンスに投資する必要がありません。代わりに SaaS サービスを契約し、サブスクリプション料金を定期的にユーザー単位で支払うことができます。これにより、企業は初期費用を削減し、ソフトウェアの保守とアップグレードに関連する運用予算を削減することができます。多くの新興企業が SaaS ビジネスモデルを好む理由もここにあります。

統合機能

SaaS アプリケーションは、他のソフトウェアやシステムと統合できるよう設計されているため、シームレスなデータフローが可能になり、生産性が向上します。多くの SaaS プロバイダーは、API(アプリケーション プログラミング インターフェイス)を提供したり、ERP システムやメールクライアントなどの一般的なツールやプラットフォームとの統合機能をあらかじめ構築しているため、さまざまなシステムを簡単に接続してワークフローを合理化できます。

 

第4章

長期的なパートナーシップの構築と維持

最適な SaaS ソリューションは、ビジネス、社内チーム、顧客に計り知れないメリットをもたらします。しかし、オンプレミスと SaaS、どちらのアプリケーションにもそれぞれの役割があります。貴社独自のビジネス要件やインフラストラクチャのニーズによって、どのルートが最適かが決まります。

Sitecore は各ブランドのニーズが独自のものであることを理解しており、オンプレミスと SaaS 両方のソリューションを維持・進化させることで、貴社のニーズに応えます。 

SaaS CMS が貴社に適しているかをご確認ください。こちらからカスタムデモをお申し込みいただけます。